フリーランス漫画家の裏日記

とあるアイドル好きの漫画家の日記とちょっとしたぼやき。

2017年の私と2018年の目標

あけましておめでとうございます。

11月から仕事がどうしても立て込んでしまって体感3時間くらいで師走が駆け抜けていったような毎日でした。クリスマスはウイルス性胃腸炎にかかって高熱が出てしまい、流動食しか食べれなかったりしたので、結婚したら幸せな年末が待っているというのは病気にかかったら全部一緒という意味で半分嘘かもしれません…。でもポカリスエットをたくさん買ってきてくれた夫には感謝しています。

2017年は私にとってどういう年だったかと言うと、己を見つめる1年だった気がします。挑戦としては色んなことをさせて頂いたし自分でも意欲的にやった年でしたが、向いていないこと、継続のためのコストを今の自分では払えないこと、自分の本質的な表現欲求への自問自答とか、「なぜ私は漫画を描くのか?」「私にとってインターネットとは何なのか?」ということが常についてまわった一年でした。その答えについては、2018年に私なりに得た答えを作品で描いていければと思っています。

特に悩んだのが、人間関係のことが多かったかもしれません。
30を越えて、既婚か未婚か、キャリアかノンキャリアか、どういう仕事をしているか、子供はいるかいないか、昔は近かった知人や友達との立場の違いがどうしても明確に表れてきて、知らない間に精神的な距離が生まれて疎遠になってしまったり、自分では変わったつもりはないのに相手からは「君は変わったね」「先生になったから人生安泰だね」「結婚したから人生安泰だね」「自分もオタクなのに夫をネタにしてどうなの?」みたいなことを言われることが多く、仕事のことにいっぱいでそのことだけを考えて邁進していて、周りも皆それぞれのやるべきことを頑張って生きているんだろうと思っていたけれど、現実はそんなに甘くなく、仕事のことでいっぱいになっている私を応援してくれる友人もいれば、私の仕事や立場に対して歓迎はしていない友人もいることに気づき、がむしゃらになりすぎて自分のことを客観視できていない自分が浮き彫りになって、私の人間関係不得意がただそこにあるだけという現実にとんでもなく落ち込んだりしていました。

そういう挫折を味わった時、もっと周りの人を大事にするべきだし、せめて今近い人を失わないようにしたいと、自省を繰り返す日々でした。私は今ヲタ夫婦というエッセイを連載させて頂いてますが、WEBの連載もゆるいように見えて数字がシビアなので、読者の方の反応やPV数などの反響で方向性を模索したり、どうしたらもっと楽しんでもらえるかを常に探っている日々です。マラソンみたいに走り続けている日々を支え続けてくれてるのは、「ネタになるならなんでも描いていいよ」と全面的に歓迎してくれているヲタ夫がいるからなので、私はもっと夫を大事にしたいと改めて思いました。(ただ、みそ汁については妥協を許してくれないので、みそ汁を作ってほしいというオファーがあった場合は作るなら絶対にうまいみそ汁を提供したいのでそれが難しい環境ならお断りしたいと言っていたのでみそ汁だけは別枠で厳しいです)

私にとって大好きなアイドルさんは何なのかというのもたくさん考えさせられた一年でした。少ない機会ですがアイドルの方とお仕事することが増えて、お仕事だから1ファンとして楽しませて頂いていた時とは違う世界があって、いわゆる「業界的なこと」とか「裏と表」みたいなことを垣間見て、すごく悩ましくなってしまい、結局私はアイドルさんであっても仕事として相性が合う人と合わない人がいるし、全部仕事にするのではなくファンとして楽しむ時間も大事にしたいという結論に達したので、今年は作品作りや作品にまつわる二次展開を中心に頑張っていきながら、好きなアイドル現場にファンとして遊びに行く時間を大事にしようと思います。

合う人合わない人ってどうしてもある。同じように、合う仕事合わない仕事がある。私はすぐとりあえずやってみたいからやってみて考えようとしてしまい、自分に合わないことや身の丈に合わないことを背伸びして頑張ろうとしてしまうのですが、今年は失敗が多かった分自分の身の丈がよくわかったし、合う人や合う仕事が分かってきた気がします。人が十代くらいで身に着けることを、ようやく今になってわかるような三十路で本当にお恥ずかしいです。年始に猛省して忘れないようにしておきたい。

私は超インドアで人と話すとすぐ疲れてしまうので、人と触れ合う時間が少なくすぐ疎遠になるし超ダウナーなオタクなので今年もたくさん失敗すると思うのですが、そういう私と仲良くしてくださっている皆様には感謝しかありませんし、作品のオブザーバーになっていただいている皆様の何らかのリアクションのおかげで泣きながら生きてます。本当にありがとうございます。今年もそんな非常に人間臭い私ですが、大事にしたいものへの誠実さを忘れず、作品でこたえていきたいと思っています。

有難くも、今年もいくつか決まっているお仕事があるので、作品作りを頑張って皆様にもっと楽しんでほしいし、そういう覚悟でやっていきたいです。がんばります。

2018年、もうすでに生き急ぎ気味の私ですが、今年もどうぞよろしくお願いします。