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フリーランス漫画家の裏日記

地下漫画家の藍が、フリーランス作家のかなしみやたのしさをちょっとぼやく。

100曲終わるころにはのっちが大好きになる:能登有沙 Arisa Collection 2015 100曲ライブ~Xmasだし、、、歌おうよー踊ろうよ ラッタッタ Yeah!~

現場日記

 

レポをポストするのが遅くなってしまいましたが、
昨年のクリスマスイブはこんなかわいい子(とオタクたち)と過ごしておりました。

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 StylipSのメンバー、モーションアクター、声優さんを務める能登有沙ちゃんです。

この日はのっちこと能登有沙ちゃんのお誕生祝も兼ねた、恒例の100曲ライブを見に代官山まで遊びに行かせていただきました。

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スタイルキューブさんのライブは衣装がいつも3着以上お色直しがあって毎回楽しみなんです。序盤の白のっちのこの衣装はとても年相応のかわいさがあって素敵でした。

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まったりと語っておりますが、このライブは実はただのクリスマスイブのほのぼのライブではなく、のっち一人で100曲歌って踊りっぱなしのライブなんです。
3時間近く見守っておりましたが、本当に一人でずっと歌って踊っていました。

www.livefans.jp

セットリストはライブファンさんから引用させていただきます↑

まず100曲を一人でやるということは、当然本人の体力や技術が必要なのは当然ですが、お客さんを100曲の間ステージに飽きさせず集中してもらうということもすごく難しいことだと思います。

最近アイドル業界でもノンストップが流行っていますが、ライブウケのいい曲をただ弾丸で繋いだり、緩急がつけられない分つなぎ方に場数と経験が必要で、ノンストップは本当にお客さんに求められているのか疑問に感じる局面が多かったため、余計にこの日ののっちのライブの作り方は興味深く感じました。

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のっちのファンは、ハロプロエッグ時代からのファンも多く、そしてStylipSから入ってきた若いファンも増えてきており、今ちょうどその層が混ざり合ってファン層がモザイク状になっていると感じました。
そういった昔からのファンにも、若いファンにも入りやすいように、M1 金の聖夜霜雪に朽ちて [初音ミク]、M3 ZONE//ALONE [茅原実里] の最近のキャッチーな盛り上がる曲を混ぜつつ、M2 WHITE REFLECTION [TWO-MIX]、M6 プラチナ [坂本真綾]など、緩急と時代を交錯しながら曲をMIXして畳みかけていく前半パートの引き込み方はとても心配りを感じました。

リクエストのあったM10 微笑みの爆弾 [馬渡松子] をクリぼっち曲としてオタクみんなで歌うというユニークな局面もありつつ、M11 Over Soul [林原めぐみ]、M13 ETERNAL BLAZE [水樹奈々] など、声量と技術のいる難しい歌姫声優の曲をぶちこんでいきます。

個人的に楽しかったのは、M32 恋☆カナ [月島きらり starring 久住小春]から始まったハロプロカバーメドレー。M36 ギャグ100回分愛してください[Berryz工房] 、M35ロッタラ ロッタラ [Buono!]のあたりの懐かしくて名曲ぞろいの選曲。

その後ひたすら初音ミクのカバー曲をおどりまくるダンサブルなパートが続き、会場もすっかりヒートアップ。

ボカロパートがおちついてきたところで、ここでバックダンサーに同じスタイルキューブのユーゲントシュティールのメンバーが入ってきて、お客さんに飽きを感じさせないようにうまく転換する演出はこなれているなあと感じました。

特に、ユーゲントシュティールの子たちをしたがえたのっちが歌う M61 マジLOVE1000% [ST☆RISH] のうたのプリンスさまっぷりは大変カッコよかったです。小柄なのっちが男性とダンスしても小さく見えないのは凄いなあ。

バックダンサーパートが終わると、今度は懐かしの名曲パートに移ります。
らんまのEDだった M64 プラトニックつらぬいて [坂上香織]、M65 EQUALロマンス [CoCo]、そしてM70 恋の天使 舞い降りて [やまとなでしこ] など、このへんの曲のチョイスは玄人感しかしないですね。「わかり手」ってやつですね。

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↑スカートについているカメオ?を「缶バッジ」と言っちゃうのっちに、後ろで見に来ていたもえしが「ちがう!!ちがうよ!!」とつぶやいていたのが印象的でした。

ちょっとムーディーな名曲パートの後は、のっちが大好きなスレイヤーズカバーのパートで、おそらく体力的に辛い70~80曲目を乗り越えます。
M73 Get along [林原めぐみ, 奥井雅美]、M74 Breeze [林原めぐみ]、M75 Give a reason [林原めぐみ]の流れ、私も大好きです。個人的にスレイヤーズは一番好きになった記憶の強い作品だったので、昔漫画書きたいとか絵描きたいとか思いながら過ごしていた日々を思い出して初心にもどったりしていました。

 

M82 STUDY×STUDY [StylipS]からのスタイリップスメドレーで怒涛のラストパートを駆け抜けていく感じは、フロアも熱気が最高潮に達し、リリース順でたたみかけてくるセットリストに思い出が蘇ってくるようでした。

最後のMCの時は本当に力を使い果たしたのか、ステージの上でへたりこんでしまうのっちの姿にファンも皆心配と畏敬の入り混じった感情で見つめていたように思います。

本当にいいライブとはなんなのか

この年、2015年は私は色んなライブやイベントを見てきたんですが、良いライブって果たして何だろうということを非常に考えさせられた1日になりました。

アイドル界隈では、派手な照明や作りこんだ演出、予算のかかった大がかりなセット、事務所の力やコンセプトの勝利など、そういったものが最近注目されがちなような気がしていて、初期のライブアイドルで観ていたような混沌としていてなんでもあるけどエネルギーは渦巻いているような現場はもういい現場じゃないのかなとかごちゃごちゃ考えることが個人的に多かったように思います。

自分自身も自然とプライベートでは「良いと言われているライブ」や「大手の安心なライブ」に逃げるようになってきた気がしていて、演者個人の力で作るいいライブってもうないのかなーと考えていたところだったので、のっちが一人でつくりあげたこのイブの100曲ライブを見て「ああそんなこと全然なくってまだまだ面白いライブいっぱいあるな」と感じました。それがなんかうれしかったです。

組織力や大がかりなものや、飛び道具に頼らなくても、個人の力だってすごいライブってできると思うし、100曲終わるころにはそれだけの濃密な時間を体力の限りを尽くして楽しませてくれたのっちのことが大好きになるライブでした。

 

 

バックダンサーをつとめたユーゲントシュティールのみなさん。

ameblo.jp

その日ののっちブログの完全燃焼さを物語るシンプルさ。