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フリーランス漫画家の裏日記

とあるアイドル好きの漫画家の日記とちょっとしたぼやき。

楠田さんにまつわる思い出たち:2015/11/07 楠田亜衣奈ファーストミニアルバム記念ライブ「First Sweet Wave」

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11/7は楠田亜衣奈さんのミニアルバム記念ライブを見に渋谷のduoまで行ってきました。

ミリオンドールのアニメですう子役を演じてくださったご縁もあって、今年は楠田さんとお話しする機会やライブを見させていただく機会が多くて、彼女を通して声優さんという職業についてたくさんのことを教えてもらったなと感じました。年の瀬になった今ふと、その思い出とライブについての感想をまとめようと思いました。

楠田亜衣奈さんについての私の認識

楠田さんがすう子をやるよと聞いたのは編集部で昨年の12月くらい、ちょうど去年のことでした。
私はここ数年ずっとアイドル畑にいたもので、ラブライブのヒットや音ゲーの存在は知っていましたが、申し訳ないことにμ'sの声優さん方の名前すら言えないようなほぼ新参者の状態でした。

その時の私は、ミリオンドールをただのアイドルものだと勘違いしてしまった人たちが、幸せな勘違いをしたまま「まったく新しいアイドルアニメをミリオンドールで作ろう!」と盛り上がってるんだろうなと勝手な心配していたため、いつあのどう処理していいかわからないミリオンドールという作品の正体に気づかれてしまうんだろう…と製作委員会の方に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

電気屋さんや配信チャンネルでラブライブを観たりしたのですが、あまりにもキラキラしていて、ライブシーンのCGの作りこみ方なんて結構なこだわりっぷりだったし、CGなのにフォーメーションチェンジをふんだんに取り入れていて「あっこれを声優さんたちが実際に踊ってるなんてものすごいことだ」と、難しいことに挑戦している作品のクオリティとストーリーのまぶしさに感じるものが多かったり。

楠田さんも、きっとまたそんなキラキラしたアイドルをイメージされてこの作品に関わることになっているのに、ふたをあけてみたらこんなオタクと地下アイドルのお話で、しかも楠田さんの演じるすう子という役は在宅オタクという引きこもりの役で、これはものすごく戸惑われるんじゃないかという私の勝手な不安で悶々としていました。

「楠田さんってどんな方なんですか?」

私の不安を急に解くきっかけになったのは、楠田さんのファンの方々との交流でした。私はオタクの漫画なんていうものを描くもので、どちらかというと一般のファンの方々と話すことが気が楽なたちなので、当時はじまっていたミリオンドールのリアルすぎるアイドルラジオで熱心にコメントを寄せてくれているファンの方々に、「楠田さんってどんな方なんですか?ファンの方目線の魅力をぜひ知りたいです」という旨のツイートをしたところ、大変たくさんのリプライをいただきました。

その内容のひとつひとつにすごく愛があって、押しつけがましくなくて、敬語で、人によっては配信している動画サイトのURLを貼ってくれていたりと、今までいろんなオタクの人と関わってきましたが、不思議なくらいなんだか丁寧であたたかかった。

世の中ではラブライバーは厄介と言われていて、一部の方には確かにそういう方もいるのかもしれないけれど、「俺たちの好きなくっすん」を教えてくださった皆さんは演者や作品へのリスペクトがあって、ファン同士の結束力がすごく高くて、こういう人たちに推されている人だから、ごちゃごちゃと不安になっている自分が考えすぎなんじゃないかという気持ちにすらなるくらい安心できたような気がします。
私は教えていただいた資料や動画をたくさん見ながら少し安心することができたのでした。

そんな気持ちで、ミリオンドールのリアルすぎるアイドルラジオでみっくっすんと初対面ができて、直接お話しすることができて、くっすんの魅力をたくさん知っていくことになったのでした。 

 First Sweet Waveを聴いて思い出したこと

ototoy.jp

First Sweet Waveは楠田さんの初めてのソロアルバムで、一曲一曲楠田さんのパーソナリティにあわせて一緒に作っていった曲で作ったと伺いました。
通してアルバムを聴いてみると、爽やかでかわいらしくて、どれも等身大のくっすんをどこかに感じる曲ばかりでした。
最近ずっとアイドルシーンにいる私ですが、アイドルの楽曲は近年どれだけ変わったコンセプトを打ち出せるかという競争になってきていて、奇抜な曲やわかりやすくキャッチーな曲がとても多くなっています。そういうシーンに慣れた私からすると、このアルバムはなんだかちょっとした衝撃でもありました。
奇をてらったり、コンセプチュアルにしようという思いでは作られてないアルバムなんですよね。ただ楠田さんという声優さんを音楽で楽しむ素朴で背伸びのない楽曲たちなんですよね。

アイドルヲタクになる前、小学生の頃は私は國府田マリ子さんや椎名へきるさんといった女性声優さんのファンでした。でも在宅だったので、レンタル屋さんでCDを借りたり、アニメディアや深夜のアニラジをカセットテープに録って聞くくらいしかできない何も支えられてない地方の在宅ヲタだったんですが、あの頃ものすごく声優さんのCDアルバムを聴くのが好きだったことを急に思い出しました。
声優さんが好きなら、アルバムの曲はすべて歌詞をみなくてもカラオケで歌えるようになりたいという気持ちで、何回も何回も同じアルバムをずっと聴いていて、今思うとアルバム収録のシングルリリースでない曲は声優さんたちの等身大な姿が描かれていることが多くて、First Sweet Waveはそれを楽しんでいたころの自分の純粋な気持ちを思い出すようなアルバムでした。

HO♡HOLIDAYの耳に残るイントロ部分と、お休みの日の踊りだしたくなるようなワクワクする気持ち。オーマイダーリンの女の子らしい歌詞とライブでのノリやすさ。First Sweet Waveの爽やかで走り出したくなるような思い出に残るメロディ。くっすんの歌い方は、音程を外さないようにどの音もしっかり丁寧に踏んでいて、マジメな性格が現れていて好きです。ライブではまた味のあるボーカルになっていて、CDとは違う生歌の魅力もものすごくくっすんらしい。


楠田亜衣奈 「First Sweet Wave」MV(Short Ver.)

DUOで観たもの

 そんなこんなでだいぶ話がそれてしまいましたが、duoはアイドルライブで何回も行ったことのある会場で、そこの2階で観させていただいていたんですが、記念ライブとはいえなんだかアットホームな空間で、過度なモッシュも起こらず、くっすんとのMCのやりとりをなんか楽しんでいるファンの皆さんの空気感がやっぱりあたたかかったです。

ライブは盛り上げるものという風潮が最近過熱しているようにも思いますが、おしゃべり上手な声優さんとこういうふうに幸せな空間を共有できるっていうことも間違いなくライブの良さだなあと。

くっすんにHO♡HOLIDAYの振付を教えてもらいながら、みんなで一緒にHOLIDAYしてる空間で、前の席にいた方は二階でTシャツとペンライトもって静かに応援していたりして、自分が誰かを応援したいと好きになった気持ちを思い出すような時間でした。

私にとっての楠田さんの魅力

2015年は、私もいろいろなお仕事をさせて頂いて、ライブもたくさん見に行けてとても実りの多い年でしたが、なかでも楠田さんとお仕事させていただいたことは自分にとって思い出深いご縁だったなあと感じました。

私が勝手に心配していたすう子役も、いままでと全く違った演技でしっかりこなしてくださって、すう子=くっすんという認識がものすごく私の中でもベストマッチだと感じています。

マジメで小っちゃくてフレンドリーで、自分をよく見せようと背伸びしすぎないくっすんが私の今年の嬉しい出会いでした。
年度末に東京ドームであるラブライブのファイナルライブもぜひ遊びに行こうと思います。

たくさん思い出をくれたくっすんにありがとうな2015年でした。

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